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会社に現金いくらありますか?

記事の監修

株式会社リアルプロモーション 代表取締役松本剛徹

2011年に株式会社リアルネットを創業して、20代経営者ベストベンチャー30に選出される。
現在、全10事業を多角的に展開し、AI・教育・Webマーケティング・プロモーションなど4社を経営。
グループ年商は20億円を突破。事業売却や事業譲渡、会社売却を経験してきたシリアルアントレプレナー(連続起業家)として活躍中。

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経理・財務戦略

経理・財務という単語を聞くと、何か嫌だなぁと思われるかもしれませんが、会社経営を安定させて成長させるためには、非常に大事な部分になりますのでどうか最後までお付き合いください。
経理・財務の中でも今回は「お金」について詳しくお話をさせていただきます。

あなたの会社では、お金の管理をどのようにされていますでしょうか?
社長が銀行口座を管理して、資金管理をされていますか?
また、入出金管理は社長自らがやっていますか?

もし、あなたがお金の管理を全てやっているのであれば、今すぐ辞めてください。
社長や経営者の仕事ではないからです。

自分でお金の管理を全てやっていては、大事な事業に集中できません。
請求書も社長が作成し、入金も社長が確認するのは愚の骨頂。
社長や経営者が管理すべきなのは、毎月の預金残高だけで十分です。

会社の預金残高はいくらあるのが良いのか?

税理士と顧問契約を結んでいるのであれば、毎月PLとBSを出してくれるかと思います。
PLとBSは読めた方が良いのですが、年商5億くらいまでは読めなくて大丈夫です。

意外に読めない経営者は多いです・・・笑。
私自身も3年前までは読めませんでした・・・笑。

細かい部分は読めなくても良いので、BSに記載されている現預金という項目だけは、絶対にチェックをしてください。

必要な現預金の目安

会社は赤字でも倒産しません。
しかし、黒字でも倒産することはあります。
倒産とは、現預金が0円になり、支払いすることが出来なくなった時です。
つまり、会社に現金が大量にあれば、超赤字でも倒産しないわけです。
なので、現預金は非常に大切

月末の支払いをした後に、一体いくら預金があるのかだけ確認してください。
そして、現預金はいくらあれば、会社は大丈夫なのか?
その目安は、月商の2倍〜3倍です。
それだけの額が毎月常にあれば、会社が急に倒産することはありません。

事業拡大するための資金調達ノウハウ

あなたの会社には、現預金で月商の何倍の資金があるでしょうか?
もし、0.5倍だったり1倍だったりすると、それは倒産リスクが高いです。
何かあった際に、簡単に傾いてしまいます。

でも、その月商の2倍〜3倍を確保するって相当大変なことではないのか?
はい、すごく大変です。
私自身も、創業1年目は月末支払いを全てしたら、会社の預金残高が5万円になったことがあります。
その時は、次月売上が上がらなかったら、会社は倒産してしまうという危機がありました。
今思うと、本当に危なかったです・・・汗。

その月商2倍〜3倍確保するためには、自己資金だけでは難しいので、銀行などから借り入れをする必要があります

『えっ?借金するの?』
と思われるかもしれませんが、会社の借金は個人の借金とは違います。
会社を守るために必要な借金ですし、事業拡大するための軍資金でもあります。

金融機関との取引

銀行は、お金がある企業にはお金を貸して、お金がない企業にはお金を貸しません。
よく、銀行は晴れている時に傘を貸して、雨が降っている時に傘を貸さないと言われます。
なので、困る前に銀行との取引を始めてください。
困ってからでは銀行は貸してくれません。

特に、今まで銀行取引が一度もない会社に、いきなり資金融資してくれる可能性は低いです。

オススメの金融機関

一番最初に貸してもらうのにオススメは、日本政策金融公庫です。
政府系の銀行になります。
比較的に融資審査が通りやすいですし、無担保・無保証で借りることもできます。
名目は運転資金というかたちで問題ありません。

間違っても、今口座を持っている銀行にいきなり融資の相談にはいかないでくださいね。
特にメガバンクの口座を持っていて、そこに相談にしいこうとしても、年商10億以下では相手にしてくれません。
また、金利も高くついたりします。

まずは、今の会社の預金残高を確認し、月商の2倍〜3倍の資金を常に確保できる安定した財務基盤を作ってください。